こんにちは。開成会訪問歯科センター コーディネーターの廣瀬です。
「口腔ケア」とは、むし歯や歯周病、口臭などの原因となる歯垢や食べかすなどを取り除いて、お口の中を清潔に保ち、病気を積極的に予防するために行うケアです。また、生活にリズムを作り、食べることや話すことをサポートし、生活の質(QOL)を向上させるという目的もあります。
しかし、食事や排泄のケアはこまめにしても、歯磨きは本人任せや後回しという介護者は意外と多いようです。口の中はなかなか他人が覗きにくい場所ですが、口臭が強い、食が細くなった、よく熱を出すなどの症状がある場合は、口腔ケアが不十分な可能性があります。見直してみましょう。
口腔ケアは、歯科検診で口の中の状態を知ることから始まります。
一つでも当てはまる項目があったら、歯科検診を受けてみましょう。
- むし歯がある
- 入れ歯が当たって痛い
- 入れ歯が合わなくなった
- 口の中が乾いてネバネバしている
- 口臭が強い
- 飲食する時にむせやすい
- 口内炎ができている
- 歯肉からよく出血する
- 歯がぐらつく、抜ける
- 食が細くなった
- 言葉が出しづらく、話しにくい
早めのタイミングで相談・治療を行うことが、全身の健康維持につながります。
開成会訪問歯科センターでは、通院が困難な方へ、歯科医師・歯科衛生士がご自宅や施設にお伺いをしています。今般、歯科衛生士単独によるプロフェッショナルケアを開始しました。歯科衛生士による口腔ケアの頻度は、週1回がおすすめです。ご関心がある方はご連絡をお待ちしています。
開成会訪問歯科センター: 0120-00-4182